2011年6月17日金曜日

「やさしいTAE研修会2」終了しました

雨の音は、乾いた心をしっとりと満たしてくれます。
梅雨という時期も必要なんですね。

6月11日、12日と2日間に亘り、大阪から中西一恵先生をお迎えして「やさしいTAE研修会2」が開催されました。

ジェンドリンが開発した「TAE(Thinking at the edge)」、未だ「ことば」にならない複雑な場所(Edge)は、新鮮な何かを「ことば」にしたがっていることに既に気がついていて、そこに語りかけることが「TAE」であり、「Eedgで考える」ことである、と中西先生はレジメで語る。Edgeは「入れ物」「玉手箱」であり、新しい用語や新しい表現、新しい何かが潜んでいる。それを中西先生は「ドラえもんのポケット」と呼ぶ。

TAEが日本に紹介された頃、あるいはその後、何度か「TAE」WSに参加したが良く分からず挫折したという経験を持つ人が少なからずいる。その一人である小山さんも、研修会のスタート時に、TAEを「トラウマのT、あぶなっかしいのA、まっエエかのE」と評していた。

中西先生の教え方は前回も感心させられましたが、今回もすばらしかったです。今回は昨年の勉強会に出席していない人が4名(全体の1/3)いて、スタートの足並みが違っていましたが、ウォーミングアップで自然とTAEの入口に私たち全員を導いてくださり、ワークの間中、部屋を動き回り、私たちがつまずいているなと感じると、何につまずいているのかを注意深くリスニングし、的確な助言を与えてくれる。

もう既に自分の中で解決していることは「TAEのテーマ」にならないこと、「エッジ」と「フェルトセンス」の違い、「TAE」と「オーソドックスなフォーカシング」との違いなど、参加者の多くが今回の研修会で学び取りました。

中西先生、「TAE研修会3」もぜひお願いしますね!
ありがとうございました。

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